身体の左右差とボディメイクの関係は?
何かと言われている、身体の左右差。
私もパーソナルトレーナーとして個人指導していて、お客さんが良く言われることのひとつ、「身体の左右差」について話してみたいと思います。
「足裏重心測定機で測ったら、左右の脚の力が違っていて・・・」
「このエクササイズしていると右に傾いていくようで・・・」
「整体師さんに診てもらったら左右差があるといわれて・・・」
私の左右差対する考えはこうです。
1.エクササイズに支障をきたす左右差は調整する。
2.左右差を助長するようなエクササイズ種目や方法は避ける。
3.それ以外は、あまり深く考えない。
1について、たとえば、自体重スクワットやっていて、あまりに左右差ありすぎて、立ってもいられないようであれば、それは調整する必要あります。なぜなら、エクササイズできないからです。
2について、左右差あるのに、左右固定された動作のマシンでトレーニングする場合、どうなるでしょうか?両足や両足で押したり引いたりするマシンでのトレーニングを思い浮かべてみてください。そういうマシンを使えば使うほど、力学的に左右差を助長することになっていませんか?
3について、人間、左右完全なシンメトリーはあり得ません。心臓は左しかありません。人間は元来、シンメトリーではないと考える方が良い気がします。モデルさんでも、左右の目の大きさや形も微妙に違います。もしかして地球の自転方向も関係しているのかもしれません。
むしろ、微妙なアンバランス差こそ、魅力ある人間らしさを醸し出している要素であるとも言えるのではないでしょうか?
ボディメイクとは、最終的には、その人本来の身体の魅力を引き出してあげることだと私は考えています。
だから、1、2以外は深く考えない。
当然、トレーニング指導はそういう考えで行っています。
まあ、結論、左右差について、1、2は絶対押さえること!
それ以外他はあまりにマニアックに追及する必要ない。
というのが身体の左右差とボディメイクの関係における私の考えです。
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